「美容大国」と呼ばれる韓国が発祥の「ティントリップ」。
近年のマスク生活で非常に重宝している方も多いようです。
- 1度塗ると落ちない!
- 体温や色素に合わせて色が変わってオシャレ♪
- プチプラアイテムが揃っていてお財布にも優しい
と、一見いいことずくめのように感じるのですが…。
実は知ってくべき知識を知らないと
- 唇が荒れる!
- アレルギー反応が出てティントリップが使えなくなる!
そして、最も恐ろしいのが…
唇そのものの色が変わってしまう
ということです。
ティントリップは落ちにくい分、唇の色が変色してしまったり、さらに悪化が進むと乾燥や皮むけが治らなくなります。
最終的には普通の口紅も使えなくなってしまうこともあるのです。
そんな事にならないよう、今回は「ティントリップの正しい知識」をしっかり覚えておきましょう。
POINT1.「ティントリップ」と「口紅」の違いを知ろう!
ティントリップと口紅は「成分」そのものが決定的に違います。
口紅の主成分が顔料なのに対し、ティントリップの主成分は染料。
この成分の違いは、以下のような大きな差があります。
POINT2.色素を変化させるティントリップは刺激が強い!
唇の角質層を染めて色を変えるティントリップは、当然化学成分が満載です。
多くの化学成分がないと、角質層の色を変えることはできません。
そのため「肌(唇)への刺激は非常に強い」というのが、第2のポイントです。
普段口紅でアレルギーを起こしたことがない方でも、ティントリップを使ったら唇がヒリヒリ、かゆくなったり荒れてしまったり…
多くのトラブルは、この刺激の強さが原因です。
POINT3.色素を変化させるからこそ、しっかりクレンジングしないと落ちない
ティントリップを口紅と同じ感覚で使っていると、今度は唇の色素が元に戻らずそのまま色が定着してしまいます。
これは、決してキレイな色ではなく、唇の元の色(地色)と混ざり合って、かなり汚い色になってしまうことを覚えておいて下さい。
というのも、染料は放っておくとどんどん暗い色になっていく性質があります。
赤紫色や暗い赤のような、鏡を見る度にがっかりした唇の色になるトラブルも続発しているようです。
唇の色は顔の中でもっとも明るく、「血色感」や「健康さ」も表します。
ティントリップを正しく使わず、顔色が悪くなってしまったら…かなりショックですよね。
では、後編ではティントリップの正しい「使い方」について詳しく解説していきます。
次回もぜひ楽しみにしていて下さいね。