ベースメイク メイク

【先生の深~い話6】メイクにおける「パウダー」の役割、知っていますか?詳しく解説していきます!

最近のファンデーションのテクスチャーは、ほぼ「リキッド」か「クリーム」で統一されてきたような気がします。
あるいは「BBクリーム」か「CCクリーム」でしょうか。
しかし、同時に必ず「パウダー」を勧められませんか?特にデパコスのようなカウンターで経験している方が多いようです。

そうなんです。実はファンデーションとパウダーは切っても切れない存在。
でも…

パウダーって「何のために」存在するの?

という問いが浮かんできてしまいますよね。
そこで、今回はファンデーションとセットで使うパウダーについて、詳しくご紹介していきます。

落ちないメイクに必須!パウダーは強い味方なのです

リキッドもクリームも「液状」であることに変わりはありません。化粧下地である程度密着させてはいるものの、皮膚の上に薄く乗っているだけなのには変わらないのです。
実は、ファンデーションがヨレる、はがれる、崩れるのは「パウダーの力が足りないから」だともいえます。

細かい粉の力でファンデーションの密着力をさらに高める!

絵のように、肌と下地、そしてリキッドの上からさらにパウダーを乗せることで水分の蒸発を阻止し、しっかりと密着させてくれます。
できれば、メイクキープスプレーやミストを使って上から加水+加圧を加えるとほとんど崩れません。
以前メーカーの開発者がこの組み合わせでメイクし、マラソンをしても全く変化がなかったという逸話があります…。
特に日本は他国に比べてパウダーの技術が非常に優れています。ぜひ活用していきたいですね。

パウダーの「種類」を知ろう!

このパウダーですが、基礎的なものとしては2種類あります。

ルーセントパウダー(左)

メイク崩れの大きな原因は「皮脂」。皮脂が毛穴から出ることで、液体であるファンデーションをゆっくり溶かしていってしまうのです。
「つけたてメイク」を維持するためには、「朝のルーセントパウダー」がオススメ。
大体のコスメカウンターでオススメされるのはこのルーセントパウダーです。
国内メーカーが販売しているルーセントパウダーの性能は非常に高く、しかも1回購入すれば1年程度は使えます。
「買っておいて損はない」アイテムです。

ミネラルパウダー(右)

ルーセントパウダーと反対に色がついているパウダーを「ミネラルパウダー」と呼びます。こちらはちょっと上級者向けです。
リキッドやクリームは水分や油分を多く含んで「ツヤ肌」になれるのが大きなメリットです。
しかし、ツヤ肌になれるということは「(油分で)ギットリ肌」にもなってしまうということ。
この見極めは非常に難しい部分です。

そこで、このギットリ肌を防ぐために使用されるのがミネラルパウダーです。「粉の力」で水分や油分の見せ方を調整するというテクニックの際に使えるアイテムです。
さらにミネラルパウダーはルーセントパウダーに比べて粉の粒子が粗く、保湿力があります。
肌の乾燥を防いで「なりたい肌ツヤ」になれるのも大きな特徴です!

…おや、早速ひろみちゃんもつけはじめたようです。
でも、つけすぎは厳禁!今度のコラムで、このパウダーの「使い方」を詳しくご紹介していきます。

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