そろそろ「花粉」の話題が出てくるようになりました。2021年は、例年より少し早めのようです。
この時期になると、くしゃみ鼻水が止まらない、目がかゆい…！と花粉症にお悩みの方は辛くなってきますよね。
しかも、いわゆる「花粉症」を持っている方は年々増加しています。
2020年度は、2019年の2.7倍もの花粉症量でした。今年も相当量が予想されています。
そう、花粉の量は年々増大しているのです！
花粉が嫌いなのは、ひろみちゃんだけじゃないはず。実は先生も苦手です（笑）
花粉症の対策はしていますか？
2019年あたりから
- この時期になると肌がガサガサになるんです
- いつもの化粧水を使うと肌がかゆくなるし赤くなるしで困ってます
というお悩みを聞きます。
しかし、対策はしているの？と聞くとほぼ9割以上の方が
「いや、数ヶ月だから我慢しています（断言）」
という驚愕の返答が返ってきます。
大変よろしくない！！
という訳で、今回は花粉症の方向けのスキンケアをご紹介していきます。
1.花粉症対策は大事！でもその前に
花粉症は「季節の症状だから仕方ない」と諦めたり、軽く考えたりしていませんでしょうか？
「とりあえず2月から5月ぐらいまでマスクと目薬して、酷くなったら薬飲めばいいいかな」という感じです。
しかし、花粉症を侮ってはいけません。
花粉症の正式名称は「季節性アレルギー性鼻炎」。ちゃんと病名のあるアレルギー症状です。
まず
- 日常生活に支障があるほど症状が酷い（鼻が詰まって眠れない・目がかゆくて擦らないと我慢できない・微熱が続く）
- 症状が年々悪化している
- 肌がかゆくて赤くなる
という方は、まず病院に行きましょう。
ひろみちゃんのようなパターン、実は非常に多いのです。
素人判断で「きっとこれは花粉症」って決めつけるのはやめましょう。
まずは医師の診断を受ける！これが大切です。
オススメはアレルギー科です。自分の身体が何に対してアレルギーを持っているかを検査してくれます。
当日～3日程度で結果が出ますので、そこから身体にあったアレルギー対策をしていくのが非常に大切です。
さて、改めて「花粉症のため肌にもアレルギー症状が出て肌トラブルが増えています」という方に、花粉の季節を乗り越えるための対策をご紹介していきます。
【スキンケア】いつもの化粧水でピリピリするなら思い切ってやめる
花粉のアレルギー症状が肌にも出てくると、使い慣れた化粧水でも刺激になることがあります。
特に使うとピリピリする、かゆくなる、赤くなる…という場合にはその化粧水を一旦やめましょう。
そのまま使い続けると、今度は化粧水の成分がアレルギーの原因になり、花粉シーズンを過ぎても使えなくなってしまう可能性があるので注意して下さい。
低刺激・アレルギー・敏感肌用の化粧水に一時的に切り替えて様子見してみましょう。
肌荒れしているときは、オールインワンジェルや薬用クリームだけにして肌の自己修復を助ければ、意外に早くトラブルは治まります。
一番NGなのは
「おかしい」と思いながら今まで通りのスキンケアを続けること
です。
臨機応変に対応していきましょう。
【メイク】花粉から肌を守るファンデーションでケア＆ツヤ肌魅せ！
最近の花粉症対策はファンデーションにも影響を与えています。
先生も愛用している花粉症用オススメメイクアイテムをここでご紹介しておきましょう！
アイシャドウやリップはいつも通りで大丈夫です。
その代わり、ベースメイクを抜かりなくやっておくことで、かゆみや赤み、ニキビ予防にもなりますよ。
【スペシャルケア】基本は控えるのが安全。肌への負担を最低限に
今までやっていたシートマスクや夜用クリーム、角質ケアといった週1～2回の程度のスペシャルケアは、アレルギー症状が治まるまで控えた方が安全です。
ひろみちゃんのように、いつものご褒美ケアやスペシャルケアはこの時期だけ一旦お休みさせておきましょう。
肌の調子が良い時はスペシャルケアもしっかり肌に吸収されて効果的ですが、症状が出ている時は肌への負担が大きすぎて悪化の原因になる可能性があります。
アレルギー症状が出ている時は「とにかくやり過ごす」のがベストです。
無理矢理肌を元気にしようとするのではなく、今の状態をなるべく維持するように心がけると、肌ダメージも最小限で済みます。
肌が元気になったら、またスペシャルケアで肌を元気にしていきましょう！
花粉の記事の肌ケア、いかがでしたでしょうか？
まだまだ悩むポイントは多いと思いますが、そんな時の基準は
見た目よりも「自分が」快適に過ごせる
ように心がけると、肌も心も良い調子のまま過ごせます。
新型コロナウィルスの影響はまだまだ治まる気配を魅せませんが、楽しいこともこれからたくさんあるはずです。
元気に、そして晴れやかに過ごしていきたいですね。