美容業界は、得てしてキラキラと輝いて見えるものです。
- これ1つで美肌に!
- これ1つで女優肌に!
- すっぴんなのにメイクしてるようなキレイさに・・・
等々、思わず惹かれてしまうようなものばかりです。
その中の1つに「毛穴」関連があります。
- 毛穴レス
- 角質除去
- いちご鼻改善
- 卵肌
- こんなに肌がツルンとする!
ハッとした方も多いのではないでしょうか。
しかし、これらの「キラキラ言葉」にはちょっとした落とし穴があるのです…
それがこちら。
そう、多くの方がいわゆる「毛穴ケアアイテムを使う」=「毛穴が消える」と思っています。
あのイチゴっぽいブツブツが消えると思っている方も多いでしょう。
どこかの女優さんのような「ツルン肌」になれると夢見ているかもしれません。
しかし…
毛穴は決して「いらない」とか「不要な存在」ではないのです!
その意味について、これからわかりやすく解説していきます。
毛穴の意味1.毛穴は皮膚にとって「必要な器官」である
毛穴の大きな役割として「皮脂の分泌」があります。ちょっと悪いイメージがありますが、皮脂は水分を保護する大切な油分です。
「皮脂をごっそり取ってスッキリ美肌」といったキャッチフレーズもよく見かけますが、意味を間違えないようにしましょう。
「皮脂は適度になければ肌の健康は保てない」のです。
皮脂は肌に薄い油膜を作り、外のホコリやアレルギーの原因物質を防いでいます。
この皮脂がなければ、肌の「防御バリア」が無いのと同じになってしまうのです。
毛穴の意味2.毛穴の黒ずみは「汚れが詰まっている」わけではない
よく話題に出る「毛穴の黒ずみ」ですが、どんなに洗顔しても取れない…!と悩んでいる方が多いようですね。
実は、毛穴から見えるものは「黒ずみ」や「汚れ」ではありません。
「そう見えるだけ」なのです。
当然ですが、毛穴は肌よりも凹んでいます。凹んでいる部分が、肌と同じ色をしていたりツヤツヤしているはずがありません。
色は濃く、黒く見えます。
とても極端にいうと、鼻の穴と一緒です。
鼻の穴を消そうとは思わないですよね?むしろ消したら息がしづらくなって、困るはずです。
毛穴ともそんな感覚で付き合っていくのが「正しい毛穴ケア」の極意です。覚えておいて下さいね。
毛穴の意味3.毛穴は「消す」のではなく「適切な大きさに治す」ことで美肌になっていく!
上記2つで、毛穴が「思ったより大切」であること、そして多くの場合「認識が間違っている」ことがわかってもらえたと思います。
ここまで来てやっと、毛穴ケアはどうやったらいいのか?という問題にたどり着くのです。
理屈はわかるけど…やっぱり気になる毛穴。気になるのは「大きいから」ではありませんか?
なら、大きさを適切なものに変えていきましょう。
要は「小さくしていく」ということですね。
実は、毛穴は間違った洗顔や年齢によって広がってきてしまいます。
「○○毛穴」なんて名称がつけられていますが、実質的には2つしかありません!それがこちらです。
では、この「つまりさん」と「たるみさん」をどうやって改善していくか?を、後半で解説していきます。
「自分がどっちの毛穴タイプなのかわからない」という方もご心配なく。チェックリストでわかりやすく判断できるようにしてあります。
ぜひ後半もゆっくりと目を通してみて下さいね。