前編では、「何故湯シャンだけではNGなのか」を詳しく解説しました。 近年「シャンプーの使い過ぎ」が問題になっています。「湯シャン」なんて言葉も耳にするようになりましたね。 でも、どちらも髪にとっては不正解。 「毎日シャンプー」も「毎日湯シャン」も、やり過ぎには変わりな ... 続きを見る
【ヘアケアの基本】湯シャン「だけ」は絶対NG!正しいヘアケアの知識を知ろう!【前編】
ここからはいよいよシャンプーの「選び方」について考えていきます。
1.正しいシャンプーの選び方は?
まずは、ひろみちゃんに「これが良さそう!」というシャンプーを持ってきてもらいました。
…はい、実はどれも全部ダメなんです。
順に見ていきましょう。
ノンシリコン(一番右)
一昔前のシリコンは「毛穴が詰まる」「人体に毒性がある」等色々といわれていました。ただし、それはもう20年以上前の話です。
シリコンを大量に配合していた時期は、確かに髪がベタついたり、根元が潰れてしまうといったトラブルが多発し、そこから一気に「ノンシリコン」が人気になりました。
ただし、現在は適正で安全な量しか入っていませんので、この心配は全くありません。
むしろ「食べても無害」といわれるほど、シリコンという成分は安全な物質なのです。
植物由来・天然成分配合(中心)
実はこちらもあまりいいものではありません。
洗って数分で落としてしまうシャンプーに、植物由来や天然の成分が髪に残ることはありません。
まさに「イメージ戦略」から来ているものです。
ひろみちゃんが指しているような、大々的にCMや宣伝を出しているシャンプーもあまり良いと思わない方がいいでしょう。
というのも、広告料は非常に高額です。その分だけイメージはかなり上がりますが、成分は価格に比べて良いとはいえない…ということも多くあります。
どうしても、あのサラサラ、キラキラを見てしまうと錯覚を起こしてしまいがちですが…「そういう販売方法だ」ということは覚えておくといいかもしれませんね。
2.オススメのシャンプーはどんなもの?
まず、シャンプーを選ぶ際に注目しなければいけないポイントは2つです。
- 植物由来や天然成分に重点を置かず、それほど大きく宣伝していないもの
- 「アミノ酸」が入っている+美容院やサロンの専門系シャンプー
ちなみに、先生が使っているシャンプーこちらです!
ハーブガーデン シャンプー&コンディショナー セット 100%天然オーガニックシャンプー【さくらの森】
このシャンプーのオススメポイントは…
- アミノ酸が配合されていて、しっかり皮脂や汚れを落としてくれる
- オーガニック成分(植物由来や天然成分含む)はあくまで頭皮への負担を少なくするため
- 頭皮や髪のダメージが最小限で済む
他にも髪への負担が少ないシャンプーはたくさんあります。楽しみながら探してみるのもいいですね♪
3.正しいシャンプー&湯シャンのタイミングは?
月曜日~金曜日で働いている女性の場合
平日は整髪料+8時間以上外出することが多いはずだから、毎日シャンプー
土日で家とコンビニ、スーパーの往復だけだったら湯シャン
曜日があまり関係ない主婦&在宅ワーク系の方
整髪料を使うor8時間以上外出したらシャンプー
自宅でお仕事や家事、コンビニやスーパーの往復だけだったら湯シャン
このように考えるとわかりやすくなります。
シャンプーか湯シャンかは「どれだけ髪に汚れや負担がかかっていくか」で判断していくとわかりやすくなりますよ。
まとめ
ひろみちゃんの言う通り、美容室には定期的に行きましょう(笑)
湯シャンの全てが正しいわけでも、シャンプーの全てが正しいわけでもありません。
あくまでもバランス良く考えることが大切、と覚えておくといいかもしれませんね。
では、ひろみちゃんと一緒に「ゆる~いヘアケア」チャレンジしてみましょう!